OBSERVATION観測
◇周期的な天気の変化
3月は、周期天気に高気圧や低気圧が進み、晴れの日や雨の日を繰り返しました。
月平均気温は8.4℃と高く、月合計日照時間は201.5時間と平年より多く、月合計降水量は139.0ミリと平年の138%と多くなりました。
上旬
周期的に、高気圧や低気圧の影響があった。1日、5~6日、8日は南岸低気圧となり雨が降った。5日と8日は山では雪となり一部積雪もあった。気温は平年並みだが、終わりにかけて低い日が多くなった。
中旬
引き続き周期的に高気圧と低気圧の影響があったが、低気圧は北日本を進むほうが多く、上旬にくらべ気温が高くなった。18日は冬型の気圧配置で、寒気が入り、17日との気温の差が大きくなり、その後平年より低い日が多くなった。
下旬
高気圧と低気圧が周期的に通過する状態が続いた。はじめ気温が低い日があったが、末には気温が高くなった。雨の日が多く、降水量もやや多めとなった。
●3月の気象観測値
●3月の日立市役所における日平均気温の推移とつくばにおける500hPaと850hPa気温の推移
●3月の日立市役所における日最低気温と日照時間の推移
3月の日立市内の気温の観測結果を比較すると、平均気温は日立市役所が最も高くなっています。市内7地点の平均気温は7.2℃で、水戸の月平均気温75℃よりやや低くなりました。
月の降水量の市内平均は153.7mmで、最も降水量が多かったのは本山の153.0mm。最も少なかったのは南部支所の137.0mmと1.12倍と差はあまり無かった。また、市内7地点の平均降水量153.7mmに対して、水戸の月降水量は155.0mmとほぼ同じであった。
●日立市内と水戸の3月の気温と降水量の観測結果