OBSERVATION観測
◇天気は周期的に変化
1月は、周期的に低気圧が進む時と冬型の気圧配置が強まる時を繰り返しました。気温は前半平年より低い日も多くなりましたが、後半は平年より高く、弱い雨や雪を含めて雨が降った日は多くありましたが、月降水量は平年の44パーセントと少なくなりました。
月平均気温は5.9℃。月合計日照時間は186.3時間、月合計降水量は23.5ミリでした。
上旬
周期的に天気が変わり、前半気温が低い日が多くなったが、後半は高くなった。
中旬
冬型の気圧配置となる日が多くなったが、北日本を低気圧が進む事があり、気温の変化も大きく、平年より高くなった。晴れの日も多かったが、寒気や湿った空気の影響で、量は少ないが、雨が降る日もあった。
下旬
北日本を低気圧が進むことが多く、南から高気圧に覆われることが多くなったが、終わりには冬型の気圧配置となった。気温は中頃は平年並みだったが平年より高く、雨が降る日もあったが、降水量は少ない。
●1月の気象観測値
●1月の日立市役所における日平均気温の推移とつくばにおける500hPaと850hPa気温の推移
●1月の日立市役所における日最低気温と日照時間の推移
1月の日立市内の気温の観測結果を比較すると、平均気温は日立市役所が最も高くなっています。市内7地点の平均気温は4.2℃で、水戸の月平均気温4.6℃よりやや低くなりました。
月の降水量の市内平均は25.9mmで、最も降水量が多かったのは十王の33.5mm。最も少なかったのは南部の18.5mmと1.81倍の差があった。また、市内7地点の平均降水量25.9mmに対して、水戸の月降水量は19.0mmと少なくなりました。
●日立市内と水戸の1月の気温と降水量の観測結果