日立市天気相談所

OBSERVATION観測

◇高気圧に覆われる時が多くなる


 5月は、高気圧に覆われる時が多くなりましたが、上層の寒気や湿った空気の影響もありました。一時的に寒気が入り変動も大きくなりましたが、気温は高く、月平均気温はかなり高くなりました。日照時間は平年の126パーセントと多く、降水量は平年の79パーセントと少なくなりました。
月平均気温は18.4℃、月合計降水量は125.0ミリ、月合計日照時間は216.7時間でした。
 

上旬
  1日は上層に強い寒気を伴った低気圧が進み、雨となり、市内北部で局地的な前線も発生したため、雨が強まり大雨警報(浸水害)も発表された。2日と5日は高気圧に覆われたが、3日4日は大気が不安定となり雨が降り、6日は曇りとなった。8日も上層寒気の影響で夜に雨となり、9日10日は高気圧に覆われて晴れの天気となった。

中旬
 日本海から北日本を高気圧の中心が進むことが多くなり、緩やかに高気圧に覆われたが、湿った空気が入りやすく、14日頃からは上層の寒気がゆっくりと南下した影響があった。はじめ晴れたが、13・14日は寒気の影響もあり午後は雨が降り、15日からは高気圧に覆われて晴れた。

下旬
 21日は前線がかかり、22日前半にかけて断続的に雨が降り、気温が下がった。23日は北から高気圧に覆われるが、湿った空気の影響で雨が降り、気温が上がらなかった。24日からは高気圧に覆われ、湿った空気の影響も少なくなり晴れて気温も高くなった。27日からは沿岸まで霧があり、28日夕方からは弱い雨が降った。29日からは次第に高気圧に覆われ、今年初めての真夏日を観測。

 


●5月の気象観測値

 
●5月の日立市役所における日平均気温の推移とつくばにおける500hPaと850hPa気温の推移
 
●5月の日立市役所における日最低気温と日照時間の推移

 
 

 ●日立市内と水戸の5月の気温と降水量の観測結果

 5月の日立市内の気温の観測結果を比較すると、平均気温は日立市役所が最も高くなっています。市内7地点の平均気温は17.5℃で、水戸の月平均気温18.9℃より低くなりました。
 月の降水量の市内平均は144.7mmで、最も降水量が多かったのは本山の222.5mm。最も少なかったのは南部支所の98.0mmと約2.3倍の差があった。また、市内7地点の平均降水量144.7mmに対して、水戸の月降水量は106.5mmと少なかった。