OBSERVATION観測
◇観測開始以来はじめて茨城県に台風が上陸した
8月は、はじめ東北地方の前線の影響で湿った空気が入りやすく、11日には台風第15号が観測開始以来はじめて茨城県に上陸しました。下旬に猛暑日があり平年より高くなったが、平年並みの気温となりました。降水量は雨が降る日が多く、上旬は少なかったですが、中旬以降大気が不安定となり、降水量は平年の111パーセントとやや多くなりました。日照時間は平年の88パーセントと少なくなりました。
月平均気温は25.3℃、月合計降水量は134.5ミリ、月合計日照時間は144.3時間でした。
上旬
1日は東北地方に前線があり南からの湿った空気が入りやすくなったが、2日からは千島付近に中心がある高気圧が張り出し海からの湿った空気の影響があった。1日は晴れ間もあったが、2日3日は雲が広がりやすく、2日夜から3日午前中にかけては雨が降る時もあった。4日から5日にかけては高気圧に覆われ晴れたが、5日夜からは雲が広がり、6日朝にかけて雨が降る時があった。6日から8日にかけて日中は晴れたが、7日午前中は急な雨が降る時もあった。8日は福島から栃木にかけけての内陸部では大気の状態が不安定となったが、晴れの天気となった。9日は海からの湿った空気が入りやすく曇りの天気で、10日は晴れ間もあった。
中旬
11日は台風第15号が西から進み、茨城県南部に上陸し、観測開始以来はじめて茨城県に上陸した。台風接近時風が強まり、市役所で最大瞬間風速33.0m/sを観測し、観測開始以来強い方から5位タイの記録となった。台風通過後も北から張り出す高気圧の縁をまわるように湿った空気が入りやすく、上層に寒気もあって大気が不安定となり、曇りで雨が降る時があり、13日朝は雷もあった。13日夜は、千葉県で線状降水帯や記録的短時間の大雨などでレベル5大雨特別警報、レベル5土砂災害特別警報が発表された(令和8年8月千葉豪雨)。14日も大気が不安定で朝から短い時間に強い雨が降った。15日朝にかけて雨が降る時があったが、曇りの天気で昼前からは晴れ、16日は昼前に雨があったが曇り、17日からは雲が広がりやすいが晴れ間もあった。20日は日本海から北日本に前線が進み、湿った空気が入りやすく次第に曇りとなり夜には雨もあった。
下旬
21日と22日は前線の影響で大気が不安定となり、曇りで雨が降る時があった。23日からは緩やかに高気圧に覆われ曇りの時間もあったが晴れ間も広がった、25日は東北地方の前線や低気圧に向かう南西の風となり、日最高気温36.5℃(高い方から7位タイ)を観測した。26日は前線がやや南下し、はじめ晴れたが雲が広がり、27日未明には発達した雨雲が進み、10分間で14.5ミリの雨を観測した。27日朝に石川県と富山県にレベル5大雨特別警報が発表された。28日は関東南岸まで南下し曇りの天気だったが、29日は次第に北上し、湿った空気により雨が降ったりやんだりの天気となり夜にはやむ時間も増えたたが30日昼前にかけて続いた。30日朝に福井県にレベル5大雨特別警報が発表された。31日は湿った空気の影響が弱まり晴れ間もあった。。
●7月の気象観測値


●7月の日立市役所における日平均気温の推移とつくばにおける500hPaと850hPa気温の推移


●7月の日立市役所における日最高気温と日照時間の推移

●日立市内と水戸の6月の気温と降水量の観測結果
7月の日立市内の気温の観測結果を比較すると、平均気温は日立市役所が最も高くなっています。市内7地点の平均気温は24.1℃で、水戸の月平均気温25.6℃より低くなりました。
月の降水量の市内平均は112.6mmで、最も降水量が多かったのは本山の169.0mm。最も少なかったのは十王交流センターの75.0mmと約2.3倍の差があった。また、市内7地点の平均降水量112.6mmに対して、水戸の月降水量は81.0mmと少なかった。 
