日立市天気相談所

OBSERVATION観測

◇雨の日が多く、降水量が多くなった


9月は、秋雨前線が関東付近に停滞しやすく雨が降った日は27日あり、台風などにより南からの湿った空気が入りやすく前線の活動が活発になる日もあり、月合計降水量は平年の305パーセントとこれまで最も多くなりました。一方、晴れの日は少なく、日照時間は平年の48パーセントととなりました。気温は前半は平年より低い日が多く後半は高い日が多くなり平年並みとなりました。
月平均気温は22.2℃、月合計降水量は533.5ミリ、月合計日照時間は67.9時間でした。
 

上旬
 1日は湿った空気の影響で曇りで日中弱い雨が降る。2日は雲も多いが日中は晴れ間も広がった。3日は北日本から前線が南下し夕方一時的に雨が強まった。4日からは本州南岸に前線が停滞し、夕方から5日朝にかけて雨が降ったが、前線の活動は弱まり晴れ間も広がった(5日は屋久島町にレベル5土砂災害特別警報)。6日は湿った空気が入り、弱い雨が降り、夜には前線が北上し雨が強まった。7日は前線に南からの湿った空気が入り大気が不安定となったため、雨が強まり、総降水量も多くなった。十王川が避難判断水位となったため、レベル3大雨警報が発表された(7日は新島村、大島町、利島村にレベル5土砂災害特別警報)7日の日降水量は十王でこれまでで2番目に多い。8日は前線の活動は弱まったが、夜には南からの湿った空気が入り活発となり9日未明にかけて雨が強まった(8日は愛知県と岐阜県を流れる庄内川にレベル5氾濫特別警報)。9日は昼頃に前線が南下し、夜遅くには台風第24号から変わった低気圧が進んだため、日中一時的に雨が強まることがあった。10日は、伊豆諸島付近に前線が停滞したが、弱い雨が降ったりやんだりの天気となった。

中旬
 11日は前線の活動が活発になり関東地方ではやや北上し雨が降った、12日から13日は前線の活動は弱くなったが、湿った空気の影響で午前中を中心に雨が降る時があり、14日は日本海側に前線がうつり、晴れ間も広がり、気温が高くなった。15日は前線が南下し午前中を中心に雨、16日は伊豆諸島付近に前線が南下するが、湿った空気や上層の寒気の影響で断続的に雨、17日は明け方にかけて雨だが、その後晴れの天気となった。18日は湿った空気が入り雲が広がったが、はじめのうちと日中は晴れ間もあった。19日は曇りで雨が降る時があった。20日は南の海上からの湿った空気が入り断続的に雨となった。

下旬
 21日は、台風第25号が関東の南の海上を進み、雨の天気となった(レベル5土砂災害特別警報が東京都大島町に発表された)。22日は、台風が東の海上を遠ざかり晴れ間が広がった。23日は、北から高気圧が張り出し、関東南岸に弱い前線や低気圧が発生し、曇りの天気で、夕方からは雨となった。24日は、はじめ雨が降ったが、昼前頃からは曇りの天気となった。25日は、朝にかけて曇りで、日中は晴れたが夜は曇り。26日は雨で朝にかけてやや発達した雨雲も進んだが夜には曇りの天気。27日は前線がやや南下し曇りで晴れ間が出るときもあった。28日からは前線が再び北上し29日にかけて雨が降ったりやんだりの天気となった。30日は前線が伊豆諸島付近にあり北から高気圧が張り出したため、昼過ぎ頃は晴れ間もあったが、朝晩は曇りの天気となった。


●9月の気象観測値

 
●9月の日立市役所における日平均気温の推移とつくばにおける500hPaと850hPa気温の推移
 
●9月の日立市役所における日最高気温と日照時間の推移

 
 

 ●日立市内と水戸の9月の気温と降水量の観測結果

 9月の日立市内の気温の観測結果を比較すると、平均気温は日立市役所と南部支所が最も高くなっています。市内7地点の平均気温は21.4℃で、水戸の月平均気温22.3℃より低くなりました。
 月の降水量の市内平均は566.5mmで、最も降水量が多かったのは本山の654.0mm。最も少なかったのは西部支所の494.5mmと約1.3倍の差がありました。また、市内7地点の平均降水量566.5mmに対して、水戸の月降水量は641.0mmと多くなりました。