OBSERVATION観測
◇周期的に天気が変化。後半は冬型の気圧配置
12月は前半は周期的に低気圧や高気圧が進み、後半は冬型の気圧配置になることが多くなりました。
気温の変化は大きくなりましたが、月平均気温は7.1℃と平年より低くなりました。前半は雨が降る日も多くなりましたが、23日からは降水がなく、月合計降水量は43.5ミリと平年より少なく、月合計の日照時間は168.7時間と平年より少なくなりました。
上旬
周期的に天気が変化しましたが雨の日が多くなった。寒暖の差は大きく、5日にはこの冬初めて最高気温が10℃を下回った。
中旬
引き続き周期的に天気が変化した。やや晴れの日も多くなってきたが、寒暖の差も大きかった。
下旬
22日に低気圧が過ぎた後、冬型の気圧配置の日が多くなる。23日以降降水はなく、気温は平年並みとなった。
●12月の気象観測値
●12月の日立市役所における日平均気温の推移とつくばにおける500hPaと850hPa気温の推移
●12月の日立市役所における日最低気温と日照時間の推移
12月の日立市内の気温の観測結果を比較すると、平均気温は日立市役所が最も高くなっています。市内7地点の平均気温は5.4℃で、水戸の月平均気温5.5℃とほぼ同じとなりました。
月の降水量の市内平均は41.6mmで、最も降水量が多かった本山の54.0mmに対して、最も少なかった南部支所は32.0mmと1.7倍の差がありました。また、市内7地点の平均降水量41.6mmに対して、水戸の月降水量は44.0mmとほぼ同じとなりました。
●日立市内と水戸の12月の気温と降水量の観測結果