日立市天気相談所

OBSERVATION観測

◇周期的に天気が変化し気温が高い


  2月は、低気圧と高気圧が交互に進みましたが、上旬は北や南を低気圧が進み晴れの日が多くなり、中旬からは本州付近を進むようになり周期的に天気が変わりました。
 気温の変動は大きくなりましたが、月平均気温は6.0℃と平年より高くなりました。
 10日と20日は一時的に雪が降るときもありましたが、降水量はあまり多くなる、月合計降水量は34.5ミリと平年の70%と少なく、月合計日照時間は190.7時間と平年より多くなりました。 
 

上旬
 低気圧や高気圧が交互に進んだが、低気圧は北日本や南の海上を進むことが多く、雨は少なく晴れの天気が多くなった。上旬の終わりには南岸低気圧が進みはじめみぞれもありましたが、雨の天気となった。

中旬
 周期的に天気が変わるようになり、気温の変動も大きくなった。雨や雪のちらつく日もあったが、降水量は多くなかった。

下旬
 引き続き周期的に天気が変わり、気温の変動が多くなった。月末は最高気温が高い日があり、降水量は少なかった。

●2月の気象観測値


●2月の日立市役所における日平均気温の推移とつくばにおける500hPaと850hPa気温の推移
 
●2月の日立市役所における日最高気温と日照時間の推移

 2月の日立市内の気温の観測結果を比較すると、平均気温は日立市役所が最も高くなっています。市内7地点の平均気温は4.8℃で、水戸の月平均気温5.4℃より低くなりました。

 月の降水量の市内平均は35.4mmで、最も降水量が多かったのは本山の41.0mmに対して、最も少なかったのは西部支所の28.5mmでした。また、市内7地点の平均降水量35.4mmに対して、水戸の月降水量は36.0mmとほぼ同じとなりました。

 ●日立市内と水戸の2月の気温と降水量の観測結果