日立市天気相談所

OBSERVATION観測

2023年の観測日誌(前月の観測記録から)

【ホームページへ】 

○2023年の観測日誌

  観測の記録
1月 1月上旬は冬型の気圧配置の日が多く、中旬は周期的な変化、下旬は強い寒気が入りました。24日は強い寒気の影響で短時間で積雪し、25日は市役所で観測開始以来はじめて真冬日を観測しました。気温の変動は大きくなりましたが、月平均気温は5.0℃と平年並みとなりました。はじめは、12月下旬から継続して冬型の気圧配置の日が多く降水はありませんでしたが、気圧配置が周期変化するようになり雨や雪が降る日が増えました。 
2月  2月は、低気圧と高気圧が交互に進みましたが、上旬は北や南を低気圧が進み晴れの日が多くなり、中旬からは本州付近を進むようになり周期的に天気が変わりました。気温の変動は大きくなりましたが、月平均気温は6.0℃と平年より高くなりました。10日と20日は一時的に雪が降るときもありましたが、降水量はあまり多くなる、 
3月  3月は、低気圧と高気圧が交互に進み、天気は周期的に変わりました。中旬頃は高気圧が北を進む事が多く寒暖の差がやや大きくなりましたが、月全体を通して暖かい空気に覆われ、月平均気温は11.4℃と3月としては過去最も高い気温となりました。
4月 4月は、前半高気圧に覆われましたが、中旬からは低気圧と高気圧が交互に進み、天気は周期的に変わりました。気温の変動は下旬に大きくなりましたが、全体的に高く、月平均気温は14.6℃と4月としては過去2番目に高い気温となりました。 
5月5月は、周期的に天気が変化しました。南西の風によるフェーン現象などにより、6日や17・18日は気温が高くなり、
月平均気温は17.5℃と平年より高く、5月の最高気温の平均は5月として過去2番目に高い気温となりました。 
6月6月は、前線が本州付近や北側にあることが多く、暖かく湿った空気が入りやすくなりました。
7月7月は、前線が南北に移動し、中旬にかけて大気が不安定となる日が多く、下旬は太平洋高気圧に覆われるようになりました。
8月8月は、東から高気圧に覆われました。高気圧が弱まり南からの湿った空気が入りやすくなり、にわか雨が降るときもありましたが、晴れの日が多くなりました。  
9月9月は、前半は東から高気圧に覆われましたが、張り出しが弱く、南から湿った空気が入り、4日の週は大雨が降る日が多くなりました。
10月10月は、前半は北日本を、中旬からは関東付近を、低気圧や高気圧の中心が進みました。
  周期的に天気が変化しましたが、日照時間は平年より多く、降水量は少なくなりました。後半には寒気の影響で大気が不安定となり雷の日もありました。  
11月 11月は、上旬は北日本を低気圧が進むことが多く、暖かい空気が入りやすくなりました。中旬以降は冬型の気圧配置となる日も増え、寒暖の差が大きくなりました。   天気は周期的に変化しました。  
12月 12月は、一時的に冬型の気圧配置となり、寒気が入ったときもありましたが、低気圧や高気圧が交互に進み、気温が高く、降水量は少なくなりました。

 

 

【観測日誌索引へ戻る】

更新日 23/07/26 
名前 日立市天気相談所